こんにちは、大阪市の社労士さちこです。
私は現在、社労士事務所に勤務しています。
顧問契約を結んでくださっている事業主さま、中小企業や個人事業主の方が中心ですが
普段の社労士事務所との対応をどなたが担当されるか、以下のパターンに分かれます。
- 社長みずから
- 奥さまが事務手続きをされている
- 総務・人事・労務担当の社員の方
顧問契約とは、基本的に、社労士が手続きの代行を行います。
例えば、会社さまから「社員が入社しました」と連絡いただくと
社労士から「これこれこういった資料や情報を集めてください」とお伝えし、
それを元に社労士が各役所に対して雇用保険・社会保険の資格取得手続きを行います。
一方、相談顧問とは(現事務所の場合です)、
手続きはお客さま自身で行う、そのあたりで疑問に思ったことなどに回答するだけで、社労士が代行はしない、というものです。
資格取得届などの手続きもお客さま自身で行っていただきます。
料金については、相談顧問より、顧問契約の方が高い設定になっています。
以前、事務員の相談相手になってほしい、というご依頼がありました。
社長さまはご自身の業務があり、細かい仕事を教えている時間がない。知識もあいまいな部分がある。
社内の労務管理について、一通りできるようになるまで、相談に乗ってやってほしい、と。
一通りというのは、社員の採用に関する契約書の作成・入退社手続き・給与計算・勤怠のチェック・残業の管理・有給の管理・就業規則の理解・健康診断の実施などなど。
その時は、結果的に通常の顧問契約をさせていただいたようです。
私は、こういった場合にご提案できる「事務員さん個別指導プラン」というのを考えてみました。
顧問契約ではなく、相談顧問にプラスアルファするイメージです。
労務や総務専門のスタッフをせっかく雇用されたのであれば、社労士に丸投げするより、自分でいろんな手続きをできるようになったり、知識を身に付ける方がいいと思うんですよね。
その方自身のスキルアップにもなりますし、やりがいを持って仕事に取り組めるのではないかと。
自分であれこれ調べながらやってみる、わからないときは質問できる相手(社労士)がいる。という環境を作ってあげるのです。
総務部なんかがあって、専門スタッフが複数人いるような会社さんでは先輩が当たり前に教えてくれるので問題ないんですけどね。
初めて事務スタッフを雇った会社さん向けプラン「事務員さん個別指導プラン」
- 基本1年間契約(1年で一通りのイベントを経験できます)
- 月額固定〇〇円(ご教授内容によります)
- 月1回訪問・2時間程度(例えば給与計算時など、隣について指導させていただきます)
- その他電話相談OK
- 1年後は、相談顧問への切り替えがおすすめ
まあ、月額の料金にもよりますよね(;´・ω・)
ここは会社さんによって求めるものが違うと思いますので、個別にご相談の上、決めていければと思っています。
こんなプランを考えていて、大学生時代に、家庭教師をいくつも掛け持ちしていたことを思い出しました。
ありきたりですが、こちらの説明に対し、わかった!と目を輝かせてくれる生徒さんをみると、やっててよかったなあと思っていました。
一応教育学部出身で、母校の高校で教育実習も済ませ、教職免許も取りました(高校の地理歴史です)。
大勢の人を前に話すこと、これは訓練次第で克服できると信じて、教師を目指していたのですが、やはり人には向き不向きがあるようで・・・。
あのとき私の拙い授業を聞いてくれた生徒のみなさん、ごめんなさい。
やはり学校の教師は諦めることしました。
その点、個別指導はしっかりやらせていただきますので、お任せください!
(説得力ないですかね(;´・ω・))