なぜ勤務ではなく開業を選ぶのか

開業

こんにちは、大阪市の社労士さちこです。

「社労士事務所に勤務してるのに、どうしてわざわざ独立開業するの?」
「 社員の方が安定してるでしょ? 」
「 何か野心を持ってるの? 」

おそらく、実際に開業したら、このような質問をされると思うんです。

私は、人見知りですし、社交的ではありません。
いったん仲良くなってしまえばそこそこおしゃべりしますが、
基本は口下手で、聞き役で、一人でいる(同居人のモルモットはいます)ことが苦になりません。

なので、私の性格を知っている人はもちろん、初対面の方からしても、
「この人、あんまり喋らないし、営業苦手そうな感じなのに、なんで独立なんかしたんだろう…?」
と不審がられる気がしています(^-^;

そんなときに答えられるよう、考えてみました。


一番大きな理由は、「自分が直接、クライアントに貢献したい!」ということです。


私は今、社労士事務所に勤めています。
私が入社する前からの顧問先は、所長の携帯電話宛に連絡があり、所長がやり取りをします。
電子申請での手続き業務は基本的に私が行っているので、所長から指示を受けて処理はしますが、
私がそのクライアントと直接話をすることは少ないです。
なので、自分で応対をしたい!

お客さまから不意に質問されたら、
即答できなかったりうまく伝えられなかったりして、凹むことも多いでしょう。正直まだ自信はありません。

でも、お客さまがどんなことを疑問に思っているのか、それについてどんなふうに質問されるのか、そしてどう説明したら理解していただけるかを考えたり試したりして、お役に立ちたいと思うのです。

また、将来的に、業務が増えて大変!!となったとしても、
従業員を雇いたい、とか事務所を大きくしたい、という気持ちがあまりありません。
内部の人間関係などに神経を使うぐらいなら、顧客対応や知識のブラッシュアップのための時間にしたいのです。
私を選んで契約していただいたクライアントに、私の目の届く範囲で対応をしたいと思っています。

以前の私は、独立とか開業なんて考えたことはありませんでした。
自分は縁の下の力持ち的な仕事が合っている、
上司や先輩の陰に隠れ、社内で評価を得たい、役に立ち信頼されたいと思っていました。
前に出る勇気と自信がありませんでした。

社会人経験を重ね、社労士という国家資格を得たことで、少しずつですが、
こんな私でもできることがあるのではないか…?と思えるようになってきました。


人って、大人になってからも、変わるものですね。

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