合格後、社労士会に登録するかしないか

社労士の活動

こんにちは、大阪市の女性社労士 小森ゆかりです。

今年の社労士試験の合格発表は10月29日なのですね。

私が受験生であった頃の合格発表は11月10日前後だったのですが、今年は早いようです。

合格のボーダーライン付近の方にとっては、発表までのもやもや期間が苦行になっていると思うので、1日でも早まるのであればよいことなのではないでしょうか。

社労士会に登録するデメリット

社労士試験に合格したら、社労士登録をするかどうかで迷う方もいらっしゃるでしょう。

登録の種類は、開業・勤務・その他とありますが、いずれにせよ2年の実務経験(もしくは事務指定講習)と、費用を払えば、社労士登録自体は可能です。

私は、試験に合格した時点で、社労士事務所に2年以上勤務して業務に携わっていたので
実務経験の要件についてはクリアしていました。

そして費用については、勤務先の会社や社労士事務所で負担してくれるところもあれば、してくれないところもあります。
私の勤務先では費用負担はありませんでした(資格手当は付きました)。
社労士事務所では、所長が社労士資格を持っていれば、所員は無資格でも問題ありませんからね。

私にとっての登録のデメリットは、この費用負担だけでした。

それでも私は、自腹で費用負担してでも、社労士登録をしました。
それは、社労士と名刺に刷って、堂々と名乗りたかったからです。

11月上旬に合格発表を受け、(大阪では)最短の12月登録に間に合わせました。

社労士会に登録するメリット

社労士会に登録するメリットとしては、

  • 社労士と名乗れる
  • 定期的な情報提供を受けられる
  • 社労士同士のつながりを持てる

というところでしょうか。

定期的な情報提供

雑誌が郵送されてきます。

  • 月間社労士(全国社労士連合会発行)
    連合会としての取り組み、法改正の知識、全国の社労士会の動向、厚労省からの連絡など。

  • ザ・えすあーる(大阪府社労士会発行)
    大阪府または支部ごとの取り組みの紹介、会員の入退会、セミナーや勉強会の案内など。
    会員のインタビュー記事のページがあって、社労士になるまでの経緯とか開業当時の苦労話などを赤裸々に語ってくださるコーナーを、私はいつも楽しみにしています。

  • せいれん(大阪府社労士政治連盟発行)※政治連盟加入者のみ。

全国社労士連合会・大阪府社労士会・支部のHPにそれぞれログインできるようになります。

  • 連合会HP
    業務関連のお知らせ、研修用講座の動画視聴や資料のダウンロードができます。

  • 大阪社労士会HP・支部HP
    各種イベント・セミナーの案内や申込(新人研修、外部講師を招いてのセミナー、会員同士の交流会、年金講座、各種自主勉強会など)ができます。
    コロナ禍によりオンラインで視聴できる研修が急増中。

社労士同士のつながり

社労士会に登録したとしても、都道府県会や支部の行事に参加することは義務ではありません(倫理研修は除きますが)。

開業の準備や、独立後のために横のつながりが重要、とは言いますが、どうしていいかわからない。
私は、とにかく社労士会に顔を出すことしか思いつきませんでした。

なかなか積極的に前に出ていかない私ですが、それでも少しずつ顔を覚えていただき、顔を合わせればご挨拶できる程度のつながりは徐々にできてきました。

自分自身でどんどん動けるのであれば、特に交流会など必要ないのかもしれませんね。

おまけ:支部10周年記念の定規

こんなグッズをもらえることもあるようです。

まとめ

開業するなら登録は必須ですが、そうではなくて、登録してもしなくてもいいという方は、迷いますよね。

費用の面は小さくないですが、私は勤務社労士の時代から登録しておいてよかったと思っています。
ご参考になれば幸いです。

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