こんにちは、大阪市の社労士さちこです。
前回のつづきです。
新卒入社した会社で、目の前の仕事を片付けていくうちに、漠然とした不安を感じるようになっていきました。
「量をこなしたり、長時間働いたりできるのは、若いうちだけではないか?」
先輩の影響で簿記3級の資格を取ったり、本社の担当者とやり取りしたりしていて
漠然とですが、総務とか経理の仕事、何かしら専門性のある仕事に就きたいなあと思うようになりました。
当時、私は35歳手前、転職するには最後のチャンスだなんて言われる頃です。
就活時の辛い思い出があったので、転職活動なんてやれる自信は全くありませんでしたが、結果、何とかなりました。
個人的には、大卒時の就職活動よりも、転職活動の方がやりやすかったです。
(そう言えるのは今だからであって、活動中は悩んで悩んで悩んでいましたけどね。)
転職時の採用面接で聞かれることは、これまでの仕事内容にかかわることが多く、素直に自分がやってきたことを伝えればよい、という感じでした。中途採用なので、実務能力を求められますもんね。
私が応募した先が、中小企業中心だったからなのかもしれません。
最終的に、総務スタッフが退職するために後任を募集していた会計事務所に決めました。
基本業務は総務ではありますが、仕訳や決算などの経理業務も少しずつ任せていただけるという点が決め手になりました。
つづきます。